あざが皮膚の上から消える期間と完全に治るまでの期間は同じ?
時間の経過と共に次第に薄くなり、やがてあざが消えるまでの期間を、イコール治るまでに要する時間と捉えて構わないのか否か、どちらだと捉えられているでしょうか。
外観上の回復と完治との関係性を見極める上で、これもまた見過ごせぬポイントです。
【初期対応が大きく影響する治るまでの期間】
打撲など外部からの衝撃が原因で生じたあざが治るまでの期間は、適切な初期対応が為されたか否かが大きく影響します。
患部を冷やし安静にする事で、内出血を的確に止血していれば、症状自体も小さく、傷ついた患部全体の損傷も抑えられます。
対して十分な初期対応を怠り、更に治癒期間中も間違った対処が為されてしまうと、結果消える事なく残ってしまうのみならず、傷ついた患部の再生も遅れ、治るまでの期間が中長期化し兼ねません。
【治りかけの時期の注意点】
治りかけの時期の対処もまた、完治すなわち完全に治るまでの最終期間に大きく影響します。
かゆみを我慢出来ず掻きむしってしまうなど、無用な刺激を与えてしまった結果、消えるはずの変色ヵ所が残ってしまう、内出血再発から皮膚下の組織で凝固してしまい、手術で血塊を摘出せねばならないなどの、悪しき状況を招き兼ねません。
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【あざが消えるのが先のケース】
患部の比較的浅い場所にあざが生じ、その症状が順調に回復から消えたとしても、深い部分で負った筋肉や各器官の損傷の回復が追いつかず、完治とは言えぬケースは数え切れません。
とりわけ脱臼や骨折などを伴った場合、あざが消えるのが先で患部全体が治るまでには、更に日数を要して当然であり、あざが消える時期と、怪我の発生から治るまでの期間をイコールで結びつける事は出来ません。
【完治後もあざが残るケース】
打撲の程度が軽度で、患部の再生が確実に進み、怪我としては完治と診断された後も、あざだけが残ってしまうケースも珍しくありません。
皮膚上の変色が消えるまでの期間と、医学的に完治とされるに要する時間が、必ずしも一致しない事を現す事例の1つです。
あらゆる症例をランダムに見渡してみても、両者が要する時間が合致するケースの方が、圧倒的に少ないと捉えておくべきでしょう。
あざの発症を伴う怪我の場合、患部が負ったダメージが軽度で、医学的に完治時にも患部に変色箇所が残ってしまう場合や、反対に怪我の完治が遅れるケースなど、その状況はさまざまです。
双方が治るまでに要する時間が一致するケースの方が、圧倒的に少ないと理解しておきましょう。
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