採血 内出血 原因

採血で内出血が起こる原因と内出血の対処法について

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採血後に止血をしっかり行わないと内出血の原因となります。
担当者から血が止まるまでしっかり押さえておいて下さいと指示される場合が多いので、止まるまで押さえておくことが大切です。
また、採血中に動いてしまうとか針の固定が十分でないとか、血管が見つからなくて何回も針を刺すといった場合があります。
このような場合は血管に複数の穴が開くので内出血が起こる原因となります。
特に高齢患者の採血の場合は腕の血管が見つかりにくいことが、内出血が起こりやすい原因となります。
高齢者以外でも血管が深いところにあるとか血管が細いといった体質のある人は、採血時に適切に針を刺すことが困難です。
よって血管を傷つけやすいことが内出血の原因になります。
また、一般的な血液検査などにおける採血は肘の静脈から行われますが、検査によっては動脈から行われる場合があります。
通常の方法で止血しても出血が止まるのに時間がかかり、内出血が起こる原因となります。
出血が止まらなくて貧血になる場合もあるので、異常が起きたら早急に医師や看護師に知らせることが大切です。

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特定の病気によって、血小板が減少して血が止まりにくくなることが内出血の原因となります。
特に輸血が必要なほど血小板が減少している際に採血を行う場合には、終わってからしっかり押さえて止血に努める必要があります。
他には、献血後の採血でも血が止まりにくくなるので気を付けなければいけません。
また、脳梗塞や動脈硬化や高血圧の治療のための血液をサラサラにする抗血小板薬や抗凝固薬などの服用が、内出血の原因となります。
採血など外傷による内出血の場合には、保冷材などを使って患部を早急に冷やすことが大切です。
これは、炎症が起きるのを防ぐことが目的です。
痛みや腫れが引いたら、血行を良くするためにぬるま湯や蒸タオルなどで患部を温めます。
外傷などで内出血ができて治りにくい場合は、鉄分などの栄養素が足りていない場合があります。
鉄分はレバーやひじきやプレーンや青のりなどに含まれているので、普段の食事の中での摂取を心掛けて体内の血流を活発にすることが大切です。

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